スーパーカブを引き渡してから、しばらくやる気をなくしておりましたが、
ようやくモチベーションが上がってきたので次の課題に移ります。
そう、初代tactです。
5月に引き取って来てから放置しっぱなしで、早半年…カブに手間取ってたとはいえそろそろ起こしてあげないと。
エンジンがかからないのは既に承知なので、まずはキャブレターの摘出をします。
カバーを外してエアクリーナーを撤去。案の定スポンジはグズグズです。
キャブレターとご対面しました。
キャブドレーンのネジを回してキャブ内の燃料を除去。
ついでにタンクのガソリンも抜こうと思いましたが、これ以上抜けてこない…
もともと燃料コックレバーはついていないので、カブと同じくキャブドレーンから全て落下するものだと思ってましたが、後々調べると、tactは負圧コックというものを採用しており、ピストンの吸気時のキャブとの圧力差を利用してガソリンを供給するものだそうで、エンジンが停止しているときは燃料供給はしない。つまり正常ということが分かりました。
おそらく(バイクをいじっている人たちにとっては)一般的なものかと思いますが、知らなかった…
あとはキャブレターの除去ですが、キャブレターにコードがついてる!?
スターターというものらしいですが、チョークの代わりについているものらしい?
そういえばtactにはチョークレバーがついてないです。
これも調べてみるとオートチョークというタイプのものだそうで、先端についているニードルが冷間時には短く、燃料穴との間に隙間が出来ているので、始動直後はガソリンを濃くすることが出来ますが、しばらく経つと、通電の熱によりニードルが膨張して、隙間を塞ぎ、暖気されたと同時に最適な混合気になる仕組みだそうです。
これも一般的なものかと思いますが、知らなかった。
キャブの摘出が完了したところで、例のごとくパーツカタログで部品を探します。
が、やはりパーツがほとんど出てこない。キャブレターガスケットはおろか、プラグも新品購入は難しそう。
方々探してキャブレターガスケッだけは見つかりましたが、この先雲行きが怪しくなってきました。