友人の結婚式が横浜で開かれるとのことでしたので、お呼ばれがてら、久々にM3で小旅行を兼ねてドライブに行ってきました。
まずは天下の大黒ふ頭。正月明け第1週の休日ということもあり、首都高自体も渋滞することなくスムーズにこれたのですが、
あいにくの雨ということもあり、土曜日にもかかわらず閑散としておりました。
この写真は雨が降る直前について早々に撮影したもの。D850に先日手に入れたSIGMA 105mm F2.8単焦点
このレンズ、単焦点ではありますが、絞ってシャープさを狙ってもぱっきり映るところが面白いですね。
ぼかしを入れるのも良いのですが、寄って撮影するのではなく、積極的に背景もいれたくなるようなレンズです。
この直後に土砂降りとなり、撮影もほかのクルマを観察することも断念。
本当は他のカーマニアとのふれあい的なモノを体験したかったのですが仕方ありません。
とはいえ式まではまだ時間があるので、本当は翌日予定していた横須賀方面に先に行ってしまうことにしました。
(結果的にこれがよかったのですが)
で大黒ふ頭から4,50分ほどで横須賀に到着。やはり空いていてかなりスムーズ。
訪れたのはこちら
そうです。記念艦三笠です。
司馬遼太郎の坂の上の雲のファンとしては、絶対に見ておきたいと兼ねてから思っていたのですが、
いかんせん中途半端に近いのと、一人でじっくり見たかったので、なかなか機会に恵まれていなかったのでした。
ちなみに、司馬遼太郎記念館と坂の上の雲ミュージアムは訪問済みです。
やはり悪天候ということもあって、この日はすごく空いていたようで、それなりに人はいたのですが、
ほんの少しシャッターチャンスを待てば、このように誰も人がいないような構図が撮れてしまうほどでした。
これだけ有名な艦ではありますが、色々幸薄い戦艦ということで、じつは日露戦争での被害は軽微で済んだものの、
その後の火薬庫の火災で一度沈んおります。実際にこの巨大な鉄の塊を目の当たりにすると、
当時世界最大級だった戦艦をどうやって引き揚げたのか?と不思議に思います。
ここ、横須賀に展示されたのも軍港だからというわけではなく、本来は芝浦にて記念館となる予定だったのが
関東大震災で被災し、これ以上曳航できなくなったため、やむを得ず横須賀にて保存されることになったのだそうです。
芝浦で展示されていれば、より一層親しみやすさが出たのでしょうか?東京タワーも近いですし。
今回は時間もあったのでガイドさんによるツアーガイドもあったので参加しましたが、なかなかにわかりやすく、
坂の上の雲では書かれていない、そこでしか知りえない話も聞けたの、個人的にはお勧めです。
例えば、側砲の操作方法を目の前で実践しながら説明して頂いたのには、ちょっと感動しました
現在はコロナ禍ということもあり、上甲板のみの30minに短縮したツアーしかやっていないとのことで、時間が無い場合でも参加はしやすいですが、ここはやはりフルバージョンで参加したいところ。
コロナが終われば、中甲板の説明を含めたフルのカリキュラムを受けに行くだけに再度訪問したいものです。
実際にツアーガイド後じっくり中の展示物を見ようとなると、最低2時間は必要ですね。
VRやシミュレータ等もあるので、家族連れで行っても面白いと思います。
旅は続く…