D850の故障問題…悩みに悩んだ末、結局修理に出すことにしました。
で、NikonにGoサインを出してから2週間ほどで帰ってきました。
当時は1か月半ほどかかるといわれましたが、案外早かったですね。
精密機械なので、これでもかというほどの緩衝材が…
しかし、箱から出してみて外観の綺麗さにビックリ!! 俺のカメラこんなに新しかったっけ?と思わせるほど、細部にわたりクリーニングされています。
ニコンの外装の樹脂はキャノンの味気ないプラスチッキーなツルっとした樹脂ボディーではなく、
フレーク状のザラついた模様が特徴なので、写真上ではきれいに見えないかもしれませんが、
新品のように見えます。
今回うれしかったのは、金額も2万7千円で済んだということ。
元々お願いしていた、本体とレンズ点検代が8千円、
浮いていたグリップの部品代が千円円弱ということを考えると、
実質追加の修理代は2万以下。
原因は動画のマイク接眼ブロックのひび割れとのこと。
よくわかりませんが、当初はこれだけで5万円はかかるといわれていたので拍子抜けですね。
むしろ、納期や金額にこれほどばらつきが出ると、
これで修理をあきらめるユーザーが多数いるんじゃないでしょうか。
修理料金の予測システムや修理受付や見積もりの電子化にもっと少し力を入れれば、
より収益が上がるんじゃないでしょうか?
困ったのは見積書自体がメールでのやり取りが一切できず、口頭説明が基本ということ。
今回は交渉してやっと郵送で見積もり書を送っていただけることになりましたが、
今時電子書類ではなく郵送で3日も浪費することになろうとは。
社内のDXが遅れていると、企業イメージに響くんじゃないかと思いますね。
せっかく良い商品ラインナップなのに少し残念です。
とはいえ、自動車ディーラーのようにある程度古い製品群でもメーカーとして点検をしっかり実施し、
機能保証してもらえるサービスは電子機器には無い良サービスだと思うので、今後も是非継続してもらいたいものです。
一眼レフ機撤退してませんよ!というNikonの姿勢はこの手厚いサービスの継続が証拠であることを信じたいですね