GB250 クラブマン クルマ・バイク

クラブマンを1年間所有した感想 長期レビュー

今回は改めてGB250クラブマンを中古で購入して1年乗った感想を改めて記載しようと思います。

クラブマンの購入を検討されている方、ちょい古バイクに乗ってみたい方に参考にしていただければ。

 

まずはざっくりメリットとデメリット

 

◼️メリット

 

①飽きの来ないデザイン

 

②取り回しが良い

 

③二度と味わえない技術に触れることができる

 

④維持費が安い

◼️デメリット

 

①長距離には向かない

 

②オイル滲み

 

③振動で部品が緩む

 

④高速は乗れるが、厳しい

 

簡単に書くとこんな感じですが、まずはメリットについて詳しく述べたいと思います。

 

◼️メリット

 

飽きのこないデザイン

何かをモノを永く所有する上で、コレは1番大事なことではないでしょうか。いくら丈夫でも、デザインが好みでないモノは愛着が湧かない➡︎大事に扱わない➡︎寿命が短くなる。という悪循環に陥ります。デザインに飽きがなければ愛着が持続し、結果永く大事に乗れる。

私はこのクラッシックな見た目のネイキッドバイクが好きなのですが、理由の一つとしては既にバイクとして完成したデザインだと思うからです。現在も様々な新しいモデルがリリースされていますが、デザインの"斬新さ"で驚いたものは個人的にはありません。

 

細かい所を見ると、新しい形状や、機能はありますが、基本的にはネイキッドバイクのデザインの延長線上。最近レトロ基調なモデルが各社出されて、人気ですが、その理由はそういう事なんじゃないかと。

 

GBに関して言うと、ヘッドアングルとシリンダーヘッドの角度が並行で、フロントダウンチューブと二等辺三角形を作っているのが、美しさを表しているのではないかと思います。

しかしノーマル全てが良いというわけではなく、リアのデザインが気に入らない。特にシートの大きさが大きくてアンバランス。二人乗り要件がどうしてもあったのでしょうが、それにしても野暮ったく感じていました。

ここはどうしても気に入らなかったので、フレームを加工して薄型シートに交換しました。

バランスが大分良くなったと思います!

個人的に好きな角度はマフラー側リア後方からのアングル。タンクの大きさが強調されて、250ccなのに凄くマッシブに見えます。

取り回しが良い

コレも凄く重要です。元々GBを買おうとしていたのは、バイクに"気軽に"乗りたかったからです。

思い立った時に、ラフな格好で飛び乗って目的地へ向かう。がっつりツーリングを楽しむというかは、さっと乗って街中を散歩したり、カフェに立ち寄ってすぐ戻る。そんなスタイルで使いたかったので、取り回しは重要。以前所有していたCB400スーパーボルドールは良いバイクでしたが、重量が200kg近くあったので、乗るまでにある程度"気合い"が必要でした。

でもGBは車体が小さく、軽いので、大分ラク。乗るのに気合も入りませんね。車幅も細いので、このようにガレージに3台並べられるところもgoodです。

もう二度と味わえない技術に触れられる

これも私にとっては大きかったです。このバイクは空冷単気筒DOHC。もう、こんなエンジンは出ないでしょう。

 

当時新鮮だったクラッシックスタイルにRFVCを投入し、フロントデュアルピストンディスクブレーキ等メカニズムに妥協しなかったパッケージも素晴らしい。

 

同系統の250ccは愚か、SR400や最新のGB350よりもパワーでは凌駕してます。

 

音も社外のサイレンサーが付いてますが250らしからぬ迫力のある鼓動を味わえます。

 

維持費が安い

250ccの特徴である車検がないというのもメリットですが、心配だった純正パーツも、まだあるという点です。流石に新品パーツは出ないモノもあるのですが、中古であればまだ、安く手に入るという印象です。全て純正で拘りたいとなると大変ですが、私のようにカスタム前提であれば臆することなく手を出せる機種じゃないでしょうか。

 

燃費も乗り方に寄りますが、普通に乗ってる分には20km/l弱という所でしょうか。可もなく不可もなく。スロットル開度が比較的高い峠ツーリングでワンチャージで200kmは余裕で走ります。

 

◼️デメリット

 

長距離には向かない

コレは単気筒の宿命ではないでしょうか。

とにかく振動は凄いので、結構キツイ。シートを社外のものに交換してるので余計に厳しいですが、購入時に付いていた厚めのシートでも良くなかったので、コレはGB乗りは皆感じてることではないでしょうか。

オイル滲み

コレも多少古いバイクではよくある話ではないでしょうか。但し、オイル漏れではないです。滲みレベルです。滲みは根気よく付き合っていくしかないです。新品Oリングに交換するなり、シーラント入れたり、液ガスやり直したり。私もコレで大分改善しました。残りは1カ所。カムシャフトボルトだけ。とにかく時間を掛ければ撲滅できるはず。深刻では無いので、放置気味ですが、暖かくなったら施工せねば。

 

振動で部品が緩む

 

①デメリットに絡みますが、あちこち部品は緩みます。ロックタイトや緩み止めナットで、ある程度対策出来ますが、定期的に増し締めチェックは必要でしょう。よく緩むのはメーターマウントとナンバーステーですね。

ただし、ナンバーステーは社外なのでGBの責任ではないです。

メーター自身も振動でダメになりがちな部品ですね。

 

高速は乗れるが、厳しい

エンジンパワー的には乗れます。100kmは少し頑張れば出せるし、むしろこの速度域だと振動が減るのでラクです。

ただし、車体が軽いので横風や、大型車の巻き込みにはめちゃくちゃ弱いので恐怖でしかありません。

以上の意味でも①長距離には向かないに通じますが、私の使い方では、そこまで長距離ツーリングには行かないので、問題ないですね。割り切っているのでETCも付けていません。

如何でしたか?今回メリットとデメリットと分けて公平に4つずつ上げましたが、トータルで私は自分のバイクを気に入ってます!

 

私にとってデメリットは割り切れる範囲だから、今現在も乗っているわけですが、人によってバイクに求める点は様々。

 

これからGBに乗ってみたい。少し古いバイクに乗りたい。250ccに乗りたいという方、少しでも参考になれば嬉しいです。

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