CBのレストアはしばしお休み。
なぜなら、作業のほとんどは仕事終わりの深夜に実施しているので、エンジンをかけての作業は日中に行わなければならず、平日サラリーマンにとって
それはまさにゴールデンタイム。次の有休まで機会を待たねばなりません。
というわけで、久々にプラモデルを作ることにしました。これなら深夜にやろうが誰にも文句は言われません。
挑戦するのは、Tamiya 1/24のフェラーリ F40。
3年ほど前に、たまたま市内の模型屋で見つけて買ったのは良いものの、その後まったく手を付けておりませんでした。
パーツ構成もそこまで複雑でなく、パーツ数も少ないので簡単かと思いきや、
キット自体は既に30年ほど前のものらしく、パーツのバリや部品精度が甘いため色々取り付けに苦労しました。
色々大変でしたが、特に苦戦したのはエンジン。
エンジン単体のくみ上げまでは順調でしたが、
エンジン部品の組付け精度が甘いと、一つ一つのパーツのズレが積み重なって、
最終的にボディーにマウントする際に、まったく合いませんでした。
仕方ないので、エキゾーストを一度切断し、再度組付け。
さらに、サスマウントのタワーバーはどうやっても反ってしまうので、余ったプラパーツでビームを作成。
オリジナルと違いますが、まあ見栄えが破綻しなければ良しとします。
とまあ、いろいろ妥協してしまいましたが、なんとか形にできました。
プラモデルを作る工程が楽しいのはもちろんですが、今回はこのようにエンジンフードを開けてディスプレーしたくて一生懸命作業していたのでした。
ダイキャストモデルは、このようにエンジンルームが見えるのは1/18キットが主流ですが
高価なのと、その割にはディテールを端折っているのが残念なところ。
その点プラモデルであれば、好きなようにディテールアップ出来ます。
今回はフードの排熱フィルムをアルミテープで作り、
F40の特徴のリア開口部を金属メッシュでディテールアップしました。
この圧巻の、エンジンルームの開口が拝めるのはミッドシップの醍醐味ですね。
特にこの時代の車はレーシングカーのようにカウルごと開くので、飾り甲斐があります。
ガレージに飾って大満足。
ちょうど手持ちの1/64のプレミアムトミカも一緒にディスプレーして、
スケール違いを楽しむことにします。
トミカも同じようにエンジンルームが開くので、同様のポージングにしました。
素晴らしい!今回はこれがやりたかったのです。
しかし、選んだケースがデカすぎるので、ディスプレーについてはもう少し考えなければなりませんね。
当面は書斎で楽しむことにしました。