さて夏休みも中盤。本日は本来ならばハンターカブでツーリングの予定でしたが、友人のバイクの調子が悪く、天気も良くなかったので急きょガレージにお籠りすることにしました。
今回から本格的にスーフォアに着手します。結局手に入れてから3か月ほど放置してしまいましたが、今日はエンジンがかかるのかまでトライします。
エンジンが掛かるかなんて、そのままの状態でもできそうな気がしますが、現状タンク内のガソリンが前オーナー曰く3年ほど経過しているため、劣化している可能性があります。
ガソリンの質と量が大事ということはTactで思い知りましたので、この日に向けて、吊り下げ式ガソリンタンクを投入することにしました。
バッテリーは死んでいたので、GBのモノをブースターケーブルを介して繋げました。
そして、いざイグニッションON!
しばらくセルが回って、割とすぐにエンジンはかかってくれました!
良かったと思いきや、その後回転数がみるみる下がって、ストール。その後はセルが回るのみで一向にかかってくれません。
しばらく回すと、キャブがオーバーフローしてしまったので、ここで中断。
しかし、一瞬だけでしたがエンジンはかかったので、どうやらエンジン本体には問題が無いようです。
前オーナーから症状は聞いてはいましたが、やはり自分で確かめてみて納得です。テンションが上がりますね!!
というわけで、キャブレターが疑わしいので、早速外すことにします。
しかし4発のキャブレターは大変ですね。GBなんかとは比べ物にならないくらいパツパツに配置されているので摘出には少し時間を要しました。
エアクリーナーを後方にオフセットさせて、スロットルケーブルやフューエルホースなどを外して、キャブインシュレーターを傷つけないように慎重にテコの原理で少しづつ持ち上げながら格闘すること20分…
ようやく外れてくれました。
ひとまずキャブ内の状態を確認すべく、フロートチャンバーを開けてみました。
前オーナー曰くオーバーホールしたとのことですが、チャンバー底はちょっと汚い。まあ影響するほどではないのでしょうけども、ここはきっちり汚れを落としておきたいところ。
キャブガスケットも交換されていそう。となるとオーバーフローの原因はフロートバルブ本体や、バルブの穴だったりするわけですが、目視してもわからない場合が多いので、まずはとりあえず
フロート自体に亀裂が走ってないか、バケツに水を入れてリークテストをしてみました。
しかしそのフロートも問題はなさそう。しかし、経年でかなり色が変化しているので、新品が出るのであれば交換したいところですね。
となるとやはり、原因はフロートバルブかバルブ穴かになります。
次回、本体の方も確認してキャブの原因を特定してみたいと思います。