E46 M3

M3 ボディーリフレッシュ その2

先日フェンダーの板金を依頼し、仕上がりに大満足したわけですが、今回はさらにもうひと手間加えます。

そう、コーティングです。

SNSで知り合った方がコーティング屋さんで、最近独立したということで、早速お願いすることにしたのでした。

 

せっかくコーティングをやるのであれば、この際気になるところは直しておきたかったので板金から施工したわけです。

実は板金屋さんもコーティング屋の彼から紹介いただいたのでした。

 

元々このM3は購入当初からフードのクリアは飛び石で結構キズが入っており、塗装も20年前のモノなのでオールペンしないとダメかと思っておりましたが、彼曰く、この程度の傷であればタッチアップで目立たなくなるんだそうです。

タッチアップとはいえ、そこにはもちろん“ワザ”があるのですが。

写真はトランクの写真ですが、洗車傷が目立ってしまってます。

 

心配していた塗装劣化も大丈夫だとのこと。

もちろん、勘だけで言っているのではなく膜厚計で測ってボディの状態をよく確認してもらってからの提案なので説得力がありますね

モールの鱗も取れるかどうかはわかりませんが、トライしていただけるとのこと。

 

今回事前に入念にチェックをして貰ったので、今回お願いすることにしたわけですが、コーティングといってもピンからキリまであります。安いものはコーティング前の下準備「磨き」の工程が省かれていたり、軽く磨いて終わりだったり、磨く範囲が限定されていたりするので安いわけです。

 

基本的にモノやサービスの値段の大半を占めるのは人件費です。材料費や加工費もありますが、結局それらも“どれだけ手間を加えたか”で左右されるし、手間を加えるのは人間なのです。板金もコーティングも一番時間がかかるのは塗装剥離や磨きなどの下準備です。

 

私は、この業界の腕のみせどころは“下準備の入念さ“だと個人的に考えております。

 

特にコーティングは薬剤の値段が高いので、モノの値段で見てしまいがちですが、磨き工程の時間やノウハウが仕上がりに大きく影響するため、サービスに分類されると思います。サービスはより人件費の割合が大きい傾向なので、安いものから高いものまであるわけですね。

 

フレーム修正機や純水洗車も仕上がりに影響するそうですが、設備投資は償却年数を長めにとれば売価を抑えることが出来ます。一方人件費はそうはいきません。まず食っていくための最低限度の賃金を設定する必要が有ります。自分ひとりで回せばタダじゃん!という考えがありますが、独立する上で、その考えは甘い。

そもそも独立するということは、ある程度ビジネス的に成立することを目論んで開業する以上、はじめから自分の賃金を考慮していない時点で無理があります。もちろん当初の予定が狂うことはあるので、はじめのうちは自分の体を資本として使うこともあるかと思いますが、短期間で脱却しなければならないし、無理があれば価格や事業そのものを見直す必要が有るでしょう。

 

なので磨きにどれくらい時間を費やすか。これが仕上がりに影響することは自分でも経験済みだし、価格に反映されるわけです。

 

長々と書いてしまいましたが、私もコーティングについては未知の領域。

良い機会なので、実際のコーティング工程や施工後の効果を記事にして、これからコーティングをやろうとしている方の参考になるネタを次回以降に書いていきたいと思います。

 

良い機会なので、実際のコーティング工程を記事にして、実際の効果や価格の妥当性について次回詳細をレポートしようと思います。

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