A/Cジェネレータ大破後、大きなトラブルは無く、すこぶる快調なGBですが、
ちょっとしたトラブルや、改善点はちょこちょこ起こります。
あるバイク乗りの先輩はZⅡに乗っているのですが、旧車なのに平気で数百km先まで一人で遠出しています。
ある日「旧車でロングツーリングって怖くないですか?」と尋ねたところ
「旧車こそ、遠乗りすべき!その方がトラブルを洗い出せるし、どんどん改善していくきっかけになるからね。積極的に乗って積極的に直していく姿勢が大事だよ!」と教わりました。
確かにその通りだと思い、最近はビビらず、それなりに乗るようにしてます。(と言っても旅先のトラブルは怖いですが…)
今回はそんな改善したいマイナートラブルの1つ。ニュートラルスイッチの修理です。
事象としては、ニュートラル位置から他のギアに入れてもランプが消えず、常に点灯状態になっています。
オーバーホール直前はきちんと消灯していたのですが、ここ1月くらいで常時点灯モードになっていました。
まずは以前交換したヘッドライトの配線を確認します。
自分で交換した社外品で、配線に自信がなかったので、まずはここを開けてみたのですが、導通は来ているので問題なさそう。
やはりニュートラルスイッチ自体が怪しそうです。
フロントスプロケとカバーを外すと、ニュートラルスイッチが見えます。
ナットの緩みやグラつきも無く、ぱっと見問題は無さそうです。
しかし、外してみると、ワッシャーが腐食していたので、パーツクリーナで洗浄し、再び組み上げると、あっさり直りました。
周辺部分も洗浄したので何とも言えませんが、おそらくワッシャーの腐食が原因と思われます。
ニュートラルスイッチは使えなくても走れるのですが、停まるたびに、左足のつま先の感覚だけを頼りに毎回確認しながらニュートラルに入れるのは正直面倒だったので、かなりうれしいです。