先日エンジンがかかったカブ。あとは外装系を取り付けて完成っ!と思いきや!?
試走してみると、どうやらキャブの調子が悪く、原因解明に結構苦労しています。
オーバーホールは既にしているので、原因は他にあるのか?
本当は改善してから記事にしたかったけど、結構時間がたってしまったので、備忘録も兼ねて、これまでの経緯をまとめました。
【これまでの経緯】
まずはアイドリングが不調だったので、インシュレータを確認してみると、どうやら2次エアーっぽい。
パーツクリーナーをかけるとすぐに止まってしまう。
純正は無いので、Amazonで適当なものを買ったら、サイズが違ってました。
仕方ないので代わりにPOSH製のパワーブースターを手配。
これでアイドリングは解決しましたが、以前吹けない。プラグの色は黒く、ビチャビチャだったので、燃料は濃いと判断。
薄くすべく、ニードルを確認。上から2番目と薄目のセッティングでしたが、さらに薄くすべく、1番上に変更
少しマシになり、プラグのビチャビチャ具合も改善しましたが、以前加速は鈍い。
スローを疑いましたが、確認すると純正の♯38。より小さい♯35は近所のバイク屋にはおいておらず、
新品に交換すると逆に詰まりが改善されて濃くなる傾向になるので、選択肢から除外。
となると、疑いはジェットニードル。摩耗されて濃くなったと考えるのが自然。
とはいえ、純正新品は手に入らないことが判明。ケーヒンのPBキャブレターって大分メジャーだと思うけど、もうディスコンですか!?世知辛いですね。
燃調キットがあるけど高いので、今できることを改めて考えると、プラグの点火が怪しいか。
今回プラグは新品にしましたが、頼んだのはパーツリスト上の純正品。
元々ついていたのが、もしかしたら熱価が高いものか?と疑い確認しましたが、純正と同じでした。
熱価を高いものに交換することも考えましたが、純正エンジンなので、本来なら純正セッティングで上手くいくはず。
むやみに熱価を上げてヘッドを溶かしてしまう。なんてことは避けたいので、選択肢から除外しました。
プラグ自体ではないとしたら、あとは考えにくいですがバッテリー。
引き取り時はバッテリーは既に上がってしまい、使い物にならなかったので、これまでキックでかけていましたが、初期電圧が足らなくてプラグがかぶってしまうのではないかと考え、ストックしていた新品に入れ替えてみました。
交換後、確かにかかりは良くなりましたが、走行フィーリングは改善されず。
以前加速は鈍いままです。
やはりジェットニードルだと思い、ネットサーフィンしていたら、純正新品がオークションでたまたま出ていたので、速攻落札して今に至ります。
しかし純正新品とはいえ、私のカブカスタム1988年式とはキャブの号機が異なり、従ってニードルの部番も落札品とは異なります。
あくまでも同じPBキャブレターの純正ニードルだから仕様は変わっていないだろうという目論見で買ったものなので、確証はないのが不安要素です。
これが原因であるといいなあ。
その2へ続く