先日手に入れたCBの続きです。
今回は状態等のプロフィール紹介になります。
NC31なのでスーフォアの初期モデルになりますが、この個体は92年式なので、デビューイヤーモデル!
スーフォアの歴史の中でも最初期のモデルとは!ちょっとテンション上がります。
今回初めて知りましたが、NC31はHyper V-tecが無いんですね。スーフォアは全てV-tecがあるものと思ってました。
V-tecが搭載されるのは99年販売のNC39からで、現行型のNC42はインジェクション化して、回転制御ではなく、スロットル開度でバルブ開閉タイミングが制御されるHyper V-tec Revoになります。
NC31の最高出力は53馬力と現行とほぼ変わらず、トルクも3.7kgmなのでNC39の3.9kgmに対し気持ち目減りしてますが、体感でわかるほどではないでしょう。
それよりもバルブ切り替えタイミングが明確にわかるV-tecの官能性や燃費向上代、騒音低減効果の方が寄与度としては大きかったのではないでしょうか。
NC31はキャブ車なので前に持ってたインジェクションのNC42に比べて扱いも少しピーキーかもしれません。
さて、この個体についての話に移ります。全体的にはノーマルです。
リアサスが社外品でリアキャリアがついている以外はほとんど変更されてないように思います。
走行距離は約36000km.バイクとしては稼いでいる方ですが、その辺はあまり気にしません。
タンクは外側が凹んでますが…
中は綺麗。ここは重要ポイントです!
鍵も2本あります。この年式で2本残っているのは珍しいかもしれません。ラッキー。
シートは純正で破れなし。シートは変更前提ですが、アンコの状態も良さそうなので表皮を張り替えても良いかもしれません。
バッテリーが上がってしまっているためエンジンはかけれませんが、2年前にはかかったとのこと。
ということは圧縮と火は飛ぶということです。
良い圧縮、良い点火とくれば、良い燃料は?となるわけですが…
キャブレターに問題がありそうです。O/Hしたそうですがアイドリングが安定しなかったんだとか。
状態を見てからですが、適当な中華のジェット類を入れたとのことなので、ちゃんとした燃調キットへの入れ替えやバキュームゲージなんかで調整しないとダメかもしれません。
エンジンはカバーにぶつけた後があります。クランクカバーのネジ穴まで削れているので、これは外すの苦労するかもしれません。
スターター側も同じく傷が。
タンクも凹んで、マフラーも傷入っているので、何度かコケてるんでしょう。
ブレーキもフロントが外れたまま。最初気づかず、移動時に危うくコかすところでした。
全体的にボロっボロですが、それだけやりがいがあるというもの。すでにツーリングバイクとしてはGBがあるので、こいつは本腰を入れて長々とやっていければと思います。
すでにカスタムのイメージも出来始めていますが、まずは復活させてあげないとですね。