ついに来ました!我が家のN-One
4月に契約して、当初はGW前後に納車という話ではありましたが、昨今の半導体供給不足事情やら、上海のロックダウン事情やらで納期が全く読めなくなり、5月もディーラーから連絡が無かったのでこりゃあ長期戦かと諦めていましたが…
一転6月になってすぐ連絡があり、やっと納車の目途が立ちましたとのこと。
晴れて6/5に納車と相成りました。N-One自体人気車種ではないものの、結局半月程度の遅れで済んだのでラッキーだったといえるのではないでしょうか。
担当営業の話だと、一番人気のVEZELは10か月以上待ち。最近出た新型STEPWGNは納期は不明なんだとか。
なかには車検を迎えてしまったお客さんもいるらしく、その分費用負担したり、代車を出したりと余計な費用負担を強いられているそうです。
我が家の場合はファミリーカーとしてカングーが既に活躍しているので、すぐに来なくても良い状態ではあったのですが、比較的スムーズに納車まで漕ぎ着けたので、納車待ちの他のお客さんに申し訳ない気もします。
で、型通りの説明を受けた後、車を改めて眺めてみます。
新車なので当然綺麗なわけですが、担当営業マン曰く、通常より雨染みがかなり酷かったそうです。
どうやら、不足している部品待ちで、半完させて一度工場のプールに一定期間置かれていたんじゃないかとのこと。
2時間かけて磨いてくれたそうです。自分で言っちゃう辺りアレだけど、人間味があって面白い方なので、まあ良しとします。
この日コーティングから帰ってきたばかりのM3と2ショットを撮りましたが、塗装技術も進化したようで、M3は所々少しゆず肌っぽくなっているのですが、N-Oneはそれが皆無です。Hondaの塗装ラインは3コート2ベークといって、通常1.電着2.中塗り3.塗料4.クリアという4コート3ベークの通常工程のうち2.中塗りを抜いた塗装工程なので、塗装に関してはケチっているイメージであまり期待していなかったのですが、この仕上がりはなかなかです。
Honda | 業界初、ショートプロセス高機能塗装技術「Honda Smart Ecological Paint」を開発
中塗りレスの影響とは関係ないとは思いますが、おそらく塗装ガンの吹き付け粒子がM3を造った20年前のBMWの工場のガンより、細かく吹けるものを使っているんじゃないでしょうか。
M3のコーティングとすぐに比較したかったので持ち込みましたが、Hondaなかなかやるじゃないか。
後は営業マンの努力によるものもありますね。
とはいえ帰ってからエンジンルームを開けてみると、やっぱり雨染みは結構残ってました。
この辺はこの前のコーティング屋さんなら、綺麗にしてくれたはず。
車を売るのが仕事の営業さんと、磨くのが仕事の職人と比較するのは酷ですが、クオリティーの差は歴然ですね。
ところでこのエンジンルーム。昨今の車と違い、飾り気が無くてとても好感が持てます。
加飾したカバー類も見当たらず、最近のHonda車にあるEarth Dreamsなんちゃらというバッジもありません。
おそらく軽自動車だし、オーナーのほとんどはエンジンルームなんて見ないから、要らないよねというメーカーのドライな判断なのでしょうが、無骨でとても良い。
それにフードインシュレーターもありません。それにしては車内は静かでしたが、ダッシュインシュレーターが厚いのか…
さらに後日気付きましたが、インナーフェンダーもむき出しですね。今時珍しい潔いデザインと言えます。
外観ですが、嫁チョイスのストライプがアクセントになっていい感じです。
ホワイトではなくグレーなのが他と違っておしゃれな感じがします。
しかしM3と並べると改めてちょい悪感が出てしまったと感じます。
本当はイエローのツートーンが良かったのですが、コンセプトが揃っているのは良いかもしれませんね。
それにメインで乗るのは嫁さんだし、煽り防止効果になっていいかも。
というわけで、Ninja Garageに新たな仲間が増えることになりました!