先日エンジン不調になり、レッカーされてしまったM3ですが、散々迷った挙句、結局は購入元の販売店に修理に出すことにしました。
購入してから実に4年。久しぶりに恐る恐る電話してみたわけですが、社長は私のことを覚えてくれていたようで、
「M3調子どうですかー?」と。ことの顛末を話して、レッカーで入庫することを依頼すると、相変わらず親切丁寧に応対してくれました。
テスターにかけてもらったところ、案の定6番シリンダーに異常アリとのこと。予想通りイグニッションコイルのようです。
12万キロとそれなりの走行距離なので、ダメになっても仕方のないところだと思います。
1つダメということは、他のシリンダーも怪しいので、全てのコイルとプラグを交換してもらうことに。
さらに、ちょうど車検のタイミングだったので、車検も依頼。
とはいえ”通すだけ”なら、フロントスタビリンクのブーツの交換だけで済むのですが、せっかくショップに預けたわけなので、この際怪しいところは色々交換してもらうことにしました。
まずは、ブレーキ。
リアのローターがそろそろ寿命なので純正に交換
そしてタイヤ
リアはそろそろ寿命なのでTOYOのPROXESからContinentalのExtreme Contactへ
次にステアリングホース
ここは前からオイル漏れに気づいてはいたものの、致命的ではなかったため交換を見送ってきましたが、良い機会なので交換
さらにミッションとデフのオイル交換
結果、車検費用と負わせて約40万ほど費用が掛かってしまいましたが、これからも長く乗ることを考えると納得の出費です。
今回ステアリングホースの在庫が国内に無いため、本国からの手配&コロナで部品入荷に時間がかかり、実にレッカーされてから1か月振りの対面になりました。
家までおよそ100km 。クルマの感触を確かめるのにはもってこいの距離感です。
まず第1印象ですが、エンジン音が凄く静かになった感じが…プラグ交換するとそんなに変わるのか…なんせ1月ぶりなので、何とも言えませんが静かに、そして滑らかな感じがします。直6らしいモーターのような滑らかさを取り戻したような…?
それにミッションがスコスコ入ります。以前はnutecの75w-90と硬めのものを入れていましたが、ショップのススメで純正の柔らかめオイルに75w-80に変更。以前は始動時は入りづらかったのが、ほとんど気にせず入るようになりました。
乗り心地はタイヤは新品ですがさほど変わらず。Continentalといえども下位グレードはこんなものか、はたまた低扁平タイヤにAragostaの組み合わせは何履いてもダメなのか…
ロードノイズも変化無しです。特に気にしてませんが。
渋滞していたので2時間半もかかりましたが、久々で楽しかった!
1月ぶりに車庫に納めて一安心。M3がガレージに戻って来て作業スペースが無くなってしまう前に、故障整備中のGB250の目処が立ってホント良かったです。