前回の奮闘記の続きです。
ようやく届いたジェットニードルセット。
早速取り付けるべく、まずはニードルジェットを取り出してみると...あれ?形状違くね?
下の写真がその比較。上から純正、燃調キット品、元々付いていたモノ。
そう、結局このHonda純正キットはこのPBキャブレターには適合しなかったのです。
純正品の取り付け部の直径が明らかに太い…
パーツカタログ上は黄色マーカー部の16012-GB5-931が欲しかったわけですが、廃盤だったので、同じ型式の16012-GB6-003がヤフオクで出ていたので、今回チョイスしたわけですが、コレでは無いようです。
もう中古キャブレターごと買うか?とも思いましたが、適合しない可能性もあるしO/Hでまた、時間とお金がかかってしまうのも避けたいので辞めました。
次に考えたのは燃調キットの購入。既出の通り結局これが決め手だったわけですが、その理由はこのページ。(岸田精密工業HPより抜粋)
そう、ニードルジェットの形状が同じ。しかも備考欄に1988年式対応って書いてある。このカブは88年式。この燃調キットはC50の中でも88年式に特化したセットとして売っているようです。どうやら同じPBキャブでも88年式は仕様が少し異なるようです。
半ば確証を得られたので早速注文。2,3日で届きました。
欲しいのはジェットニードルセットのみだったわけですが、結局スロージェットやメインジェットも使ったので購入して良かったです。
【以下セッティングの経緯】
まずはジェットとニードルを交換。ニードルはスタンダードな2.040φ で位置も3段目。
気持ち加速が良くなりましたが、以前鈍い。
そこでニードル位置を2段目へ変更。さらに少し加速が改善しましたが微々たるもの。
そこでニードルを太くして2.050φ に変更して位置は2段目(さらに薄くする方向)へセット。
これでようやく加速が改善。でもスピードが40km頭打ちのため、次はメインジェットです。
メインジェット♯75→♯69へ。これも薄くする方向。ついでにスロー♯39→♯39新品へ交換。
ようやくコレで加速もスピードも許容できる範囲になりました。
とはいえこの日は湿度が高く、エアクリレスでのセッティングだったので、ここまで。60km到達までもう少しスムーズに加速して欲しいのでもう少しセッティングを煮詰めたいと思います。
しかし改善して良かった。これで一安心です。
9/23更新
後日晴天を狙って、エアクリボックスを付けて再調整。若干濃くなったので、ニードルジェットをさらに1段上げて、無事セッティング出せました。