先日、ドライブしていて窓を開けようと運転席側のパワーウィンドウスイッチを押したら、感触がスカスカになっていて、開かない…
よく見たらスイッチが起きてしまっています。どうやら爪が折れてしまったようです…
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4つのボタンのうち1番使用頻度が高いので仕方ないのかもしれませんが、どんどん暑くなるこの頃…窓が開かないのは何気に重大なトラブルなので早急に措置することにします。
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まずはシフトレバーとブーツを外します。するとシフトパネルを固定するビス(写真下側)に2本あるので外してあげると、パネルが外れてくれます。
後は、パワーウィンドウスイッチユニットのコネクターとパネルとくっつけるための爪を起こしてあげると、御目当てのユニットが外れてくれます。
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側面から見ると、フロント側のスイッチが起き上がってしまってるのがよくわかります。
スイッチ単体を外してみると、予想通り、スイッチを押すための爪が折れていました。
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ユニット自体はクーペのものだと1万円以上するし、今回は基盤が壊れたわけではないので、この爪の補修をして再使用することにします。
ここで、使用するのがコレ。DIY界で最近ブームになっている、BONDICです!
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これは光効果タイプの接着剤で、くっ付けたい所に樹脂を塗布し、付属のUVライトを当ててやることで硬化させる代物。よく歯医者などで使われている、詰め物をくっつけたり、整形する時に使うものと基本的には同じです。
今回はエルゴノミクスタイプで、通常のペンタイプと異なり、塗布と光照射を持ち手をいちいち変えることなく施工できるタイプにしてみました。
前置きはこのくらいにして、早速やっていきます。まずは足付けのために、付属のヤスリで軽く研磨します。
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次に接着面に樹脂を塗布し…
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被着体とくっ付けて、光照射します。
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説明書には4秒照射で硬化と書いておりますが、その通りで、あっという間に固まります。瞬間接着剤のように乾燥を待つ必要もなく、塗布してから慌てて付ける必要もありません。
樹脂も接着剤のようにベタベタしてないので指が汚れることもないのもGOOD!
UVも長時間照射は良くないのでしょうが、この程度なら影響もないでしょう。
念のため、接着側面も肉盛りして完成。
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元の手順で組み込んで、動作確認。無事治りました。
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今回は欠けた破片を再使用しましたが、また割れてしまうようなら、肉盛り整形で爪を作ってしまおうと思います。その際はこのページに追記します。