エンジンがかかったので、次はフロントブレーキのオーバーホールです。
いきなり分解後のキャリパーです(写真撮り忘れ)
キャリパーを分解してみると、ピストンが錆びてました。どおりでピストンが抜けずらかったわけです。(写真撮り忘れたので証拠がないですが)
ウエスで拭いても落ちませんでしたが、幸い#1500の耐水ペーパーで磨いて落ちる程度で済みました。
パッドは残量十分かつ偏摩耗もないのでパーツクリーナーで洗浄して再利用です。
ピストンシールとダストシール、ブーツを新品にして組み上げて、フルードを注入します。今回はブレーキホースごと交換したので、エア抜きに苦労しました。
マスターシリンダーから注入してブリーダーからオイルが落ちてきて、エアが出なくなるまで、レバーを握る→バルブを緩めるを繰り返したのですが、レバーがスッカスカで手ごたえゼロです。キャリパーにフルードが行きわわたってないのかと思い、ブリーダー側から注射器で入れてみるも手ごたえなし。色々試した結果、マスター側のバンジョーボルトにエアがたまっていることが判明しました。ブリーダーバルブを閉めたまま、マスター側のバンジョーをオイルがにじむレベルまで緩めると、勢いよくプツプツとエアが排出され、手ごたえがっ!!
これで試走に行くことができるようになりました。次回はキャブレターセッティングです。