一通りのレストアが完了したクラブマンですが、ツーリング先でノントラブルで走り切るためには修正点がいくつかあって、最近はそのトラブルシューティングに勤しんでいました。
修正点→対応は以下
・ロッカーアームシャフトボルトのオイル滲み修理→シール材塗布
・ナンバーステー取り付け変更→溶接からボルト締結へ変更
・オイルラインオイル滲み修理→シーリングワッシャー交換
・燃料タンクホースからのガソリン漏れ→バンド交換
・エンジンストール(1回だけ発生)→CDI交換
上2つは別記事で記録済みですが、それ以外は大した作業ではなかったので本記事にまとめてます。
・オイルラインオイル滲み修理
エンジンオーバーホール時に銅ワッシャーの手配を忘れてしまい、横着して前のワッシャーをそのまま流用したら案の定ダラダラ…
これは新品に交換して即解決です。
・燃料タンクホースからのガソリン漏れ→バンド交換
ある日近所のガソリンスタンドで燃料補給して帰ってきたらガソリンのお漏らしが発覚!初めて満タンにしたことで、コック出口に圧力がかかって漏れ出てきた模様。慌ててバンドを新品に交換して、これも無事解決です。
・エンジンストール(1回だけ発生)→CDI交換
近所を走行中に突然エンジンが止まり、あわてて道路わきに避難。突然電源供給が切れて火が飛ばなくなり、停止した感じ。
再度スターターを回すと復活し、その場では事なきを得ました。
原因はあくまで推定ですが、どうやらCDIが怪しい。元々怪しいとは思っていたのですが、これまでエンストは無かったのでそのままにしておりましたが、改めて純正CDIを確認してみると…このように電食で粉を吹いてしまっております。
純正新品なんて出るはずもなく、中古も同じような粉吹き爺さんばっかり…
リプロ 品を探していると、なんとAmazonで格安で売ってました。
調べてみると同様のトラブルを抱えている人は結構いるようで、一見怪しいこの中華製CDIで解決するんだとか。むしろ前より調子が上がるそうです。
半信半疑ではありましたが、安いので試しに購入してみました。
Prime対象なので翌日には到着。素晴らしい。アルミクラッドの質感も高いです。純正より良さげ。
とはいえ、他のブログでも記載されていますが1点間違いがあって、ACジェネレーター・CDI電源(赤黒)とキルスイッチ(黒白)が入れ替わってます。
(写真下側2ピンコネクタのバイク側のケーブルを入れ替えています。)
これはバイク側のカプラーを入れ替えるだけで対応可能です。精密ドライバーのような細いものを利用して爪を起こしてあげれば簡単に抜けます。
CDIは仮固定して、エンジンをかけてみたところ、前よりアイドリングが安定するようになりました。
パワーがアップするなんて話も聞きますが、体感ではわかりませんでしたね。
これで一通りのトラブルは解決しましたが、いかんせん30年近く経過している古いバイクなので、また新たなトラブルは出てくるかもしれません。
最後に久々にTo Doリストの更新。
【メンテナンス】
済キャブレターオーバーホール
済エンジン&ミッション全バラ(ミッションはOKのため今回はクラッチOHのみ)
済タイヤ交換
フォークオーバーホール
済チェーン、スプロケ交換
済バッテリー交換
済プラグ交換
済ブレーキオーバーホール
済グリップ交換
済エンジンオイル交換
済配線引き直し
【カスタム】
済タンクリペイント
済ホイールペイント
済エンジンカバーペイント
済FR フェンダーショート化
RRフェンダーレス化&リアブレーキランプ交換
済タコメーター追加
済パワーフィルター化
済シングルシート化
RRショック交換←問題なしのため継続使用
済バーエンドミラー変更
マフラー静音化