先日、子供達を乗せて、嫁さんの実家に遊びに行った時のこと。到着して息子をおろそうとしたら…
見事にやられました。息子がリアの灰皿で遊んでいたみたいで、開けた拍子にバキバキに破壊。朝からテンションダダ下がりです。
とはいえ、ここはE46のウィークポイントらしく、結構皆さん同じ目にあっているみたいですね。
とにかくE46は内装品質が弱い。20年前のクルマとはいえこれまで、色々手を入れてます。
ここまで交換した内装部品だけでもこれだけ↓
Aピラーカバー
グローブBox
シフトブーツ
サイドブレーキブーツ
エアコンセンサー左右
ドアロック
トランクダンパー
灰皿磨き
センターコンソール再塗装
しかし、悪いことばかりではなく、E46は共通パーツが豊富なのと、生産台数が比較的多かったので、ストックパーツが手に入る点。上記の部品も中古で安く手に入りて交換しました。
今回も大丈夫だろうと、ネットで探しましたが…
高い。E46の灰皿は作りが少し凝って、スライダーでカバリング出来るタイプなので多少高いのは覚悟してましたが、送料込みで1万円は高過ぎます。国内でも7千円以上する…ただでさえ使わないのにそこまでお金を出すのも、もったいないので自分で代わりになる物を作ってみることにしました。
要件は以下に設定
①なるべく100均材料を使う
②車両に加工は行わない。(ボルトオン等ですぐ純正に戻せる)
あまり材料に拘ってしまうと、中古の純正品が手に入ってしまうので、材料費を抑えて工夫する事をエンジョイするのが目的なのと、昨今46M3も価格が高騰してきて、希少性が高くなってきているので、むやみやたらに、戻せないような加工は加えたくなかったのが理由です。
では早速制作工程に入ります。ベースとして選んだのはダイソーのゴミ箱。色々探して46の灰皿サイズに最も近いサイズだったのでチョイスしました。但しB方向に5mm程度クリアランスは残ってしまいます。
このゴミ箱の高さを灰皿に合わせるためにカットします。写真ではデザインカッターナイフで施工してますが、面倒になって後程リューターで切断してしまいました。
カットしたらバリ取りして、これも百均で売っていたフェルト生地を貼り込んでいきます。黒塗装も考えたのですが、小物入れなので剥げる恐れと、ガチャガチャ音が出るのが嫌なのでフェルトにしました。懸念だった切れ目の境界処理も、多少切れ目がルーズでも遠くから見たらわからなくて良かったです。
全面張ったら最後にエッジ部分のボロ隠しでメッキモールを取り付けます。
コレは100均で良いのが無く、メルカリで600円/Mで売っていたので500mm購入。
本当はコーナーもモールを回したかったのですが、思った以上にモールが固くて断念。ラウンド形状の箱を見つけて、汎用のドアモールに変更すれば何とかなるかもしれません。
とはいえ、なんとか形になったので、試しにセットしてみます。
あらかじめ灰皿は撤去しておきました。
隙間は多少あるのですが、安定してセット出来ましたら。H寸も良い感じで治りました。
試しにガムを入れてみました。食べかけですが、フルで斜めに入ります。
スマホは写真では不安定に見えますが、意外にちゃんと収まり良く入ってます。
もう少しコーナーの処理を綺麗にしたいところですが、とりあえず使えるレベルまでにはなりました。