GB250 クラブマン クルマ・バイク

クラブマンのタンク補修 その1

手に入れたクラブマン。まずはタンクの一時補修から開始します。

安価で塗装を傷をつけにくいということで、ホットボンドを使ったタンクリペアキットをAmazonで購入してみました。

ホットボンドとガン、引っ張るためのジグと引っ張り面積に合わせたタブがセットになっています。

このタブに接着剤を塗って、タンクに押し当て、治具をセットし引っ張ると凹みが浮き上がって、修復されるという代物なのですが、

なかなか説明書通り簡単には出来ません。

Youtubeに動画が何本か上がっておりますが、一発でうまくいくケースはなかなかないのでしょうか。

私も何度か挑戦しましたが、最終的に少しマシになったかな?というレベルで完全に凹みを持ち上げることは出来ませんでした。

Before↓

After↓

写真ではわかりづらいですが、少しでも修復できたので満足しております。あまり大きな凹みを放置したままパテを当てても、タンク表面のひずみが

塗装に反映されてしまうのでなるべく凹みは直しておきたかったのです。パテ量も減るので後工程の作業時間も減ります。

 

作業のコツですが、まずタブ自体に塗るのではなく、思い切ってタンクにボンドをたっぷり塗りましょう。その方がタンクに熱が入るのでボンドが冷めにくいです。

下の写真のようにタブからはみ出るくらい塗るのがおススメです。固まって張り付いてしまった接着剤は高濃度アルコールで除去できるので、量をケチらずに。

(但し、ステッカーやクリアはダメージを受けてしまう可能性がありますので自己責任で。私の場合はタンクの再塗装前提なので、素地のケアは気にせずアグレッシブに施工しております。)

タンク自体もヒートガンで温めておくのも良いかもしれません。ボンドを塗って直ぐタブをつけて30秒くらいはてで保持して固まるのを待ちましょう。5分くらいは待った方が良いですね。

待ちすぎても私の場合は返ってだめでした。おそらく硬化しすぎて接着剤の靭性が下がってしまうのかもしれません。

後はあきらめない気持ちですね。かく言う私も途中であきらめておりますが笑

場所や凹みの形状にも依るでしょう。形状が複雑で治具に対して垂直に引っ張れなかったり、凹みが局所的で深く、すでに加工硬化しているところも厳しいでしょう。

 

使う範囲に条件があるこのキットですが、値段を考えるとおススメです。一般的には適当な金属片をハンダ付けする方法もありますが、タンクに熱が入るし、異材接合になるのと、どうせ隅肉なので、接合強度を保つにはかなりの経験と勘が必要だと思います。

スライディングハンマーを用いるのもアリですが、H面で引っ張るのは難しかったと思います。

これで一次補修は完了です。次工程はタンクを脱着して塗装剥離を行いますが、一端ここまでにして、

次はキャブレターのチェックです!

 

 

 

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